間伐材を残さず有効利用
当社製品(木毛セメント板)の原材料は木・水・セメントのみとなります。
使用する木は全て国内産ヒノキの間伐材で、その中でも『曲がっている』『細すぎる』などの理由から使い道がないとされる物を使用しております。これにより、従来はゴミとして処分されていた間伐材の減少にもつながります。
当社のヒノキの間伐材の年間使用量は約3,600tです。当社製品は日本全国で使用して頂き、また、一部製品の輸出も行っています。
全国各地の間伐材へも対応
定期的に使用する木材は製造工場がある県および近隣の県から仕入れておりますが、他県のヒノキの間伐材も当社で購入し、製品とした後にその土地へ発送することを行っており、全国各地の『木の地産地消』・『森林の活性化』への貢献に繫がっていると考えております。
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この『全国の木を木毛セメント板にして里帰り』という活動を続けており、教育施設・保育施設・介護施設などにご使用いただいています。
より健康的な木の有効利用
木毛セメント板にすることで、木を使用する際の『燃える』『腐る』『カビが生える』『白蟻に食べられる』といった課題を、化学薬品を使用せずに解決することが出来ます。
そのため、より健康的に、より安全で、安心して木を利用することができます。
木本来の安全性はそのままに、欠点を補って有効利用していく、新しい形を広げていきたいと思っております。
持続可能な社会への貢献
当社は2011年に起きた東北の震災・原発事故を受け、持続可能な社会に貢献したいとの思いから太陽光発電事業を開始しました。
現在(令和4年)、約8メガワットの太陽光発電システムを所有し、FITを利用した売電事業を行っています。また、収益の一部は地域貢献に使用しており、将来に向けても継続していきたいと考えております。
電気の自社利用
自社で使用する電力も、可能な限り自然エネルギーを利用することを考え、自家消費用のソーラー発電システムの設置を進めています。
電気の地産地消
FIT終了後には、作られた電気を地元へ供給し、電気の地産地消の形をつくっていきたいと思っております。
シニア主役の新事業
当社は60年以上、建築建材の製造・販売を行っている会社ですが、令和元年より、異業種である『農業(アグリ事業部)』を開始しました。
アグリ事業部では、シニアの方が補助ではなく主役となり、やりがいを感じながら働ける場としていくことも目的のひとつとして考えております。
農地規模は合計で約16万㎡で、地元の『遊休農地』の復活と、『農業』の活性化を目指します。
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