ジャストフロアー

ジャストフロアーについて

床下地材に強化高圧木毛セメント板スラボーを用いた、安全・高性能の乾式遮音二重床です。

縦横455ピッチの支持脚と長尺受け材により、均一でたわみの少ない床面に仕上がります。

ジャストフロアー画像
  • ジャストフロアーの床先行工法

    一般的な床先行工法では、縦600mm横455mmのピッチで支持脚が設置されている為、床強度のばらつきが大きく、間仕切り壁の直下には補強脚の設置が必要となります。

    この補強脚が通常の支持脚以上に音を伝えやすい為、全体の遮音性能を悪くしています。

    ジャストフロアーの床先行工法では、縦455mm横455mmの等間隔で支持脚が設置され、受け材も長尺型を使用している為床面強度のばらつきが小さく、間仕切り壁の直下でも補強脚を必要とせず、音を伝えやすい補強脚を使用しないので、遮音性能を悪くすることがありません。

    従来構造では使用できなかった硬度45°の柔らかい防振ゴムの使用が可能になり、床衝撃音低減性能が更に向上しました。

  • カタログ値を実建物でも再現

    ジャストフロアーのカタログ値を実際に施工した建物でも再現する為に、バングマシンに加え、集合住宅で苦情の原因となる歩行や小走り、椅子からの飛び降り等によって生じる衝撃音に近いインパクトボールでの重量床衝撃音の測定や、子供達が実際に走ったりジャンプした時の床衝撃音のデータをとって研究・開発を行っています。

    また、平成19年に廃止された「推定L等級」ではなく、新たな試験規格と表記方法である「ΔL等級」で床衝撃音低減性能を表示しています。

    当社では、お客様に実際の建物で遮音性能を体感していただき、満足していただけるよう、JFシステムを採用しております。

化学物質ゼロ建材スラボー

  • 健 康

    「木・水・セメントのみ」で作られたホルムアルデヒド告示対象外建材

    ジャストフロアーの床パネルに使用しているスラボーは、「木・水・セメントのみ」で作られています。

    人体に悪影響を与える危険があるクロルピリホス系の防蟻剤や防腐剤の混入の可能性のある建築廃材、アスベスト、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが含まれる接着剤などの材料は使用しておりませんので、居室の内装仕上げや天井裏等にシックハウス対策に係る規制を受ける事なく使用できる建材です。

    平成15年9月18日付国土交通省建築指導課発行の資料にも、ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから告示対象外で規制を受けない建材の例として、スラボーの事である「木質系セメント板」が記載されています。

  • 安 全

    火に強い強化高圧木毛板スラボー

    スラボーには耐火性があり、炎や有毒ガスを発生しません。

    スラボー燃焼実験

    スラボー燃焼実験グラフ
    • スラボー燃焼実験前写真
      スラボー燃焼実験前
    • スラボー燃焼実験後写真
      スラボー燃焼実験12分後
  • 環 境

    国産ヒノキの間伐材を100%使用

    当社のスラボーに使用されている木質材料は全て国産ヒノキの間伐材です。

    アスベスト、防蟻剤、防腐剤、CCAの混入の可能性がある建築廃材は全く使用していません。

    当社は平成16年11月に広域再生利用指定産業廃棄物処理者指定(指定番号 第66号)を取得し、自社製品が建築現場で廃材となったもののみをリサイクル材として利用しています。

    CCA処理木材とは

    CCA系木材保存剤で防腐・防蟻処理された木材です。

    CCA処理木材とは、CCAというクロム・銅・ヒ素化合物木材防腐剤を防腐・防蟻の為に木材内部に加圧注入処理した木材の事で、日本では1960年代後期から電柱や住宅の土台等の建築用材として大量に使用されてきました。

    しかし、近年の研究で木材から流出したCCAによる環境や人体へ被害を及ぼすリスクが判明した為、欧米を始め世界各国で規制や廃止措置がとられています。

    日本でもその危険性やヒ素の排出基準の強化などにより現在ではほとんど生産されていません。

    分離・分別の現状

    木材の再資源化の問題になっています。

    現在、CCA処理木材が使用された建物は解体される時期を迎えており、これから大量にその廃材が排出されると予想されます。

    建設リサイクル法基本方針においてもCCA処理木材の適切な処理が必要であるとされています。

    しかし、CCAの判別や分別処理の難しさやコスト高の問題もありCCAの分別は完全とはいえず、リサイクル製品に混入してさらに人体や環境に被害を広めてしまう危険性もあり、CCA廃木材の処理問題が再資源化の推進を阻む要因になっています。

  • 耐 朽 性

    木材腐朽菌による質量減少率0%

    ボード類の耐久性が落ちる原因の一つに「腐る」という事があります。

    この「腐る」という現象は木材腐朽菌が木材を食べる事を意味します。

    そこで、防腐剤を使用していないスラボーが木材腐朽菌に食べられるか、つまり「腐る」かということについて京都大学木質科学研究所に依頼して試験を行いました。

    試験方法は、日本木材保存協会規格の第3号-1979の「木質材料の耐久性試験方法」にほぼ準じて行い、供試菌として褐色腐朽菌のオオウズラタケと白色腐朽菌のカワラタケを用いて保存菌株を液体培地で振とう培養して得た菌糸粒を、マヨネーズびんに石英砂と培養液を入れた培地に振りかけ静置培養し、菌そうが十分に広がったところで、ガス滅菌した試験体(25×25mm×試験体の厚さ)を培養びん中に設置し、26℃の培養室内で3ヶ月間腐朽させた後の試験体の質量減少率によって耐朽性を測定しました。

    試験の結果、対照材のブナ辺材の平均質量減少率が26.7%(オオウズラタケ)、37.0%(カワラタケ)だったのに対し、当社の高圧スラボーはいずれも0%という結果になり、木材腐朽菌に対してとても高い耐朽性を持っている事が分かりました。

    耐朽性試験結果

    供試菌 試料 質量減少率(%)
    最小 最大 平均 標準偏差
    オオウズラタケ スラボー 0 0 0 0
    ブナ辺材 21.8 32.3 26.7 3.4
    カワラタケ スラボー 0 0 0 0
    ブナ辺材 32.4 46.0 37.0 5.0
  • 耐 蟻 性

    シロアリの食害を受けない高い耐蟻性

    スラボーは防蟻剤を使用せず、木を原材料としていることから、シロアリの食害を受けるのではないかと考え、京都大学木質科学研究所に依頼して防蟻効力試験を行いました。

    試験方法は、(社)日本木材保存協会規格第11号「塗布・吹付・侵漬用木材防蟻剤の防蟻効力試験方法(1)室内試験方法」の総合試験に準じて行い、試験体(20×20×厚さ10mm、ただし対照材は10×10×20mm)をプラスチック容器(直径80mm、長さ60mm)の中に1個ずつ置き、イエシロアリの職蟻150頭、兵蟻15頭を投入し、28℃の暗所で3週間にわたり食害試験を行い、試験体のイエシロアリの食害による質量減少率、シロアリの死虫率で結果を示しました。

    試験の結果、対照材のスギ辺材の平均質量減少率が23%、平均死虫率が3%だったのに対し、当社のスラボーは平均質量減少率が0%、死虫率が23%という結果になり、シロアリの食害に対して高い耐蟻性を持っている事が分かりました。

    防蟻効力試験結果

    試料 質量減少率(%) 死虫率(%)
    最小~最大 平均 最小~最大 平均
    スラボー 0~0 0 21~24 23
    スギ辺材 22~25 23 2~3 3
  • 防カビ性能

    木毛セメント板には、防カビ性能があります。

    アルカリ性である木毛セメント板は、カビが発生しにくい材料です。

    当社が木毛セメント板を製造開始して以来、カビが発生したという事例はありません。

    ■防カビ性能実験

    強化高圧木毛セメント板スラボーを打込型枠材に使用した弊社実験棟(鉄筋コンクリート造、平成16年完成)の、1階床下点検口内を水で満たし(水深約400mm)、数年間放置後、内部のスラボーの様子を検証した結果、水表面に浮かぶホコリやゴミなどにカビが発生していたが、スラボーは表面に水滴が付着している程度で、カビや腐りは認められず、水分(湿度)による軟化等の変形も見られませんでした。

  • 耐水性能

    強化高圧木毛板スラボーは、水分に強い性質があります。

    吸水厚さ膨張率は、パーティクルボードの1/2~1/3で、乾燥すると元に戻ります。

    また、曲げ強度には、24H浸水時では25%低下しますが、乾燥後は元の強度に戻ります。

  • 調湿性能

    強化高圧木毛板スラボーは、吸放湿性能を有しています。

    調湿性能結果

    JIS A 1470-1湿度応答法による吸放湿性能試験

    試験体:強化高圧木毛板スラボー(300mm×300mm×25mm厚)

    試験条件:湿度53%-75%(中湿域)/温度23℃/4サイクル

    試験結果 周期定常吸湿量 48.9g/㎡
    周期定常放湿量 51.1g/㎡
    周期定常放湿量差 2.2g/㎡

規格

SJタイプ 高性能遮音二重床

SJタイプ 高性能遮音二重床ヘッダー画像

捨て張りを使用することにより、ジャストフロアーの強度や剛性が更に向上するため、従来構造では使用できなかった硬度45°の柔らかい防振ゴムを使用することができ、床衝撃音低減性能が、更に向上しました。

品番 詳細 ΔL等級
硬度45°防振ゴム+床パネル23mm+捨て張り(スラボー18mm) 軽量ΔLL(Ⅱ)-4
重量ΔLH(Ⅱ)-4
硬度45°防振ゴム+床パネル23mm+捨て張り(合板12mm) 軽量ΔLL(Ⅱ)-4
重量ΔLH(Ⅱ)-4
硬度45°防振ゴム+床パネル23mm+プラスターボード(12.5mm×2枚)+捨て張り(合板12mm) 軽量ΔLL(Ⅱ)-4
重量ΔLH(Ⅱ)-4
低床用硬度45°防振ゴム+床パネル23mm+捨て張り(合板12mm) 軽量ΔLL(Ⅱ)-3
重量ΔLH(Ⅱ)-3
音性能優先ソフト防振ゴム+オリジナル温水式床暖パネル 軽量ΔLL(Ⅱ)-4
重量ΔLH(Ⅱ)-3

JSタイプ ノーマルタイプ乾式遮音二重床

品番 詳細 ΔL等級
音性能優先ソフト防振ゴム+床パネル23mm 軽量ΔLL(Ⅱ)-4
重量ΔLH(Ⅱ)-3
音性能優先ハード防振ゴム+床パネル23mm 軽量ΔLL(Ⅱ)-3
重量ΔLH(Ⅱ)-1
たわみ性能優先防振ゴム+床パネル23mm 軽量ΔLL(Ⅱ)-2
重量ΔLH(Ⅱ)-2
補強用ゴム+床パネル23mm 軽量ΔLL(Ⅱ)-1
重量ΔLH(Ⅱ)-2

カタログ・施工要領書

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